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&読者賞ダブル受賞。
元刑事で、今は私立探偵の茜沢圭は、
死を目前に控えた老人から、
生き別れになった息子の
捜査依頼を引き受ける。
この捜査の進行中に、
自分の家族を失い、
刑事を辞職することになった
ひき逃げ事件との関係も表出してくる。
探偵、茜沢圭が人捜しの捜査を
進めていく過程で遭遇する出来事。
捜査と、茜沢圭本人の過去に関する事項が
平行、交差を繰り返し、
目が離せない面白い物語になっています。
推理あり、アクションあり、
人情ものもあり、
一つの小説に、
許容量から溢れ出すぐらいの話が
サービスたっぷり詰め込まれていて、
そして、それぞれの話が、
うまく均衡を保ちながら
進められていきます。
てんこ盛りで、
得したような、気分になる小説です。
最後にはちょっぴり、
感動が残されています。
結構おもしろかったです。
私もいい本を見つけたら欲張って
読めないのにたくさん借りてきて、
期限がきて一度返しては、
また同じ本を借りて来て、
また返しての繰り返し…
しょっちゅうあります(笑)
この前、図書館に「紀香魂」をもらいに行ったのに
借りる本を書いてた紙を忘れて行ってしまい
題名が思い出せずに次回に回しました(笑)ドジです!
この本もリスト入り…(笑)
欲張りやなぁ~そんなに読めへんよ(笑)