白ゆき姫殺人事件
疑いをかけられた女性、
彼女の周辺に満ち溢れる噂話。
雑木林で発見された、
美女OLの事件に関して
ある女性に集まった噂。
果たして彼女は犯罪者なのか?
この作者独特の、
憎悪、嫉妬が渦巻く、
ダークな世界感。
勤め先の同僚、学才時代の友人、後輩…
彼女の周囲の人たちの憶測による証言。
口コミ、ネット、週刊誌によって
疑惑の中心になってしまった同僚の女性。
後半にはこの事件の関連資料として
ツイッターや週刊誌、
新聞記事が出てきます。
新しさを感じる小説になっていますが、
資料を読み進めて行くうちに、
真犯人が分かってしまいました。
参考資料を先まで読みすぎた感じ。
犯人を予想する楽しみが半減しました。
でも試みとしては面白いです。
以前、湊かなえ脚本で
長澤まさみ主演の、
高校入試というタイトルの、
テレビドラマでも、
ネットの掲示板に、
その学校の教師でないと、
知ることのできないような情報が
次々と書き込まれていくようすが、
毎回映し出されていました。
それとよく似た演出でした。
おもしろがって書かれたネット。
真実がねじ曲げられた週刊誌、
それがまるで真実であるかのように
広がっていく様は、
現実的にもありそうで、
怖さを感じました。
すぐ無くなるので、大変です。
美郷町のイベント
山野草が少なくなり残念でしたね。
でもお昼の食事、おいしく食べられたようで
よかったですね。
笹百合の咲くのももうすぐなんですね。
きっときれいでしょうね。
場所は知られたら無くなるのですね。
気づかれませんように。
私も性格的には「おばちゃん」なのでワイドショーは大好きだし、噂、風聞、陰口はきらいじゃないけれど(笑)
しかし、こうしてネットの風聞で一般の人に「特定」されたら仮にそれが間違ってたとしても、3分の1くらいの人はずっと彼女が犯人だと思い込んだままだと思う。
この作者の作品は
女のいやな部分を
さらけ出していますよね。
ネットの風聞の拡大は
ほんとこわいですね。
しんちゃんって、
おばちゃん的性格なんですね(大笑)