京都府京田辺市三山木にある、
小さな境内の寿宝寺。
本尊は十一面千手観音立像、
十一面千手千眼観世音菩薩立像です。
千眼というのは
千の手のひらに、
目が描かれているのです。
左右500本、足して1000本の腕があって
千本の手は翼状になっています。
手の動作も美しく、
見事な姿の観音様です。
こちらの十一面千手観音立像は、
大阪の「葛井寺」と、
奈良「東招提寺」の千手観音と並んで
三大千手観音となっています。
本堂で護摩木を焚く、
護摩祈祷の法要をしていたため
虫食いの害を受けず、
仏像も黒く色づき、
厳かさが増したようになっています。
こちらの仏像は明るさによって
なんと表情が変化するのです。
月明かりで拝むと優しい姿ということで
扉を閉めて雰囲気を感じるため
その状態を作って頂きました。
扉を開けた状態では厳しい表情でしたが
扉を閉めると
表情はがらりと変わり、
とてもほのぼのとした、
柔和な表情になります。
瞳と口元、そして頬のふくらみが、
一変するのです。
明かりによって、
力強い表情から
優しい表情に、
変化するなんて!!
不思議、不思議!!
二つの表情もそれぞれ魅力たっぷり、
いい体験をさせて頂きました。
明りによって、表情が変わる仏像様なんて。。すごいですね。
どうして、そんな風になるのでしょうね。
お願いして、扉を閉じてもらい、両方の表情を見てこられたなんて、
kazuさん、すごいな~。
でも、両方見てこそ違いがわかりますもんね。
どんなお顔をされるのか、気になります。
いい経験をされましたね。
明かりによって印象が
変化するなんて
ほんと不思議な観音様でした。
あっ、お願いしたのではなく
お寺の方が戸の開け閉めを
して下さったんです。
紛らわしい表現でした^^;
幻想的でオーラーを感じる
仏像でしたよ。