花ごよみ

映画、本、写真など・

満開の大阪城公園梅林

2012-03-15 | 古寺(花など)

梅が満開!!ということを聞き
大阪城公園に再び訪れました。

やっぱり以前に行ったときよりも
ずっと多く咲いていて
とても華やかな風景になっていました。

晴れ渡った青空に梅の花、
春の訪れ、やわらぎを感じる
ひとときでした。



















3月14日






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少女 湊かなえ

2012-03-14 | 本 ま、や行(作家)


少女 (双葉文庫)

転入生からの話をきっかけに、
人が亡くなる瞬間を見たいという、
残酷な好奇心にとりつかれた、
由紀と敦子、
女子高生二人。

そういう動機からボランティアに。
選んだ先は由紀の方は小児科病棟で、
敦子は老人ホーム。
その中で起こる出来事。


互いを理解しているようで実際の所は
理解できていない。
友達を見る冷ややか目と捻れた心。
この年代特有の友人関係が、
よく描かれていました。

身勝手で不安定な精神状態。
この年頃の少女にとっては普通で、
実際にあり得ると思いました。

前半は二人の少女の話が平行して語られ、
途中から少女それぞれの話が交差していき、
最終的にはぴたりと収まっていきます。

物語の世界ならではの無駄のない
計算尽くしの展開が楽しめます。

登場人物の絡み合った複雑な人間関係。
誰かに説明するには相関図が必要かも、
それが最後には一つにつながる見事さ。

二人の少女の友情回復物語、
ひと夏の成長物語、
…で終えるのかと思いきや、
もう一つラストに、
ひとひねりが…





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大阪天満宮の梅

2012-03-13 | 古寺(花など)

天満の天神さん、
先週の土曜日に立ち寄りました。
もう盆梅展も終わっていて
静かな境内でした。
梅の花はまだ7部咲き、
遅いですね。


こちらは満開のきれいな紅色の梅。




本殿前は未だ蕾


こちらも蕾が多い


枝垂れ梅はほとんど見頃



3月10日撮影









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戦火の馬

2012-03-11 | 映画

舞台は第1次世界大戦。

四白流星の美しい馬ジョーイと
農家の少年アルバートとの、
間に結ばれた強い友情。

戦火の中を生き残った、
奇跡の馬を描く感動ストーリー。

監督はスティーブン・スピルバーグ。

主人公アルバート役には、
ジェレミー・アーバイン
エミリー・ワトソン、デビッド・シューリス、
ピーター・ミュラン等が共演。

少年と引き離され、
ジョーイは軍馬として戦場へ。



悲惨な第1次世界大戦下の中を、
何度も何度も、
向かいくる危機を乗り越え
凛として生き抜いたジョーイ。

行く先々で生じるジョーイと
ジョーイに関わった人との愛。

戦争の愚かさ、人間の優しさ、
むごたらしい戦争と美しい景色。
対照的な出来事と映像。

足を怪我した友達をかばうなど
言葉は話せなくても、
ジョーイの強い意志と
優しさが感じ取れました。

馬の演技?が実に素晴らしかったです。
アヒルもいい演技でした。

ラストの朱色に染め上げた美しい空が、
帰還できた喜びと相まって
心に強い印象を残しました。








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カランコエウェンディー

2012-03-10 | 家の植物たち
とても可愛い花を
スーパーの店頭で見つけました。

値段は350円。
手元に置きたくてお持ち帰り。
名前を忘れそうなのでUPします。











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僕等がいた 前編

2012-03-09 | 映画

小畑友紀の漫画を、
前編、後編との2部に分けての実写映画化。

生田斗真と吉高由里子が主演。

監督は三木孝浩。

試写会で見てきました。

舞台は北海道・釧路。

クラスの人気者でモテモテの、
高校二年の男子高校生、矢野を生田斗真、
彼は年上の恋人を、
交通事故で亡くしたという過去を引きずり
心を閉ざしていた。

単純で屈託のない、、
高校二年生、七美には吉高由里子。

高岡蒼甫、本仮屋ユイカ等が共演。

矢野(生田斗真)に対し、
恋心を持つようになった七美(吉高由里子)。
七美は閉ざされた矢野の心を、
徐々に解放していく。

そして二人の恋は障害を乗り越え、
成就へと導かれていく。
その過程が描かれています。

外見も声もフワッとした雰囲気の、
吉高由里子。



明るく思われていても心の内に
暗い影を併せ持つ矢野を
演じる生田斗真、

それに高岡蒼甫、本仮屋ユイカ、
みんなもちろん高校生。

高校生を演じるということに
一抹の不安を、
心の隅に抱いていましたが、
見ているうちに慣れてきて、
あまり気にならなくなってきました。

この映画の前編では、
二人の恋の甘くて切ない、
よくある普通のラブストーリー。

大学生、社会人となった後編では、
どんな運命が待ちかまえているのか?
なにか二人に不幸が、
覆い被さってくるのかな?

二人の関係、
二人の将来がとても気になります。
竹内(高岡蒼甫)の、
七美(吉高由里子)の幸せを想う、
悲しいまでの優しさも…





前編は3月17日公開
後編は4月21日公開










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大阪城公園梅林 梅の花

2012-03-07 | 古寺(花など)

春の訪れを感じる梅の花、
大阪城公園にも
芳しい香りとともに
華やいだ春がやって来ました。




















大阪城に行くまでに通過する、
クリスタルタワービル前にある
白木蓮の蕾は、
まだ固くて、
開花はまだ少し先のようです。

3月6日


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大阪城公園梅林風景

2012-03-06 | 古寺(花など)

大阪城公園の梅林、
新聞の開花情報ではやっと7分咲き、
ということで行ってきました。



早咲きの梅はもう落花が始まっていて
地面がピンクに
染まったところもありました。
でもまだ蕾の梅もたくさんあって
情報通り、ほんと丁度7分咲き。






















次回も梅の花をアップします。


3月6日撮影





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水の柩 道尾 秀介

2012-03-06 | 本 ま、や行(作家)

水の柩

五十数年前
今はダムとなった地に村があった。
その村にかつて暮らしていた祖母の秘密。

旅館の長男で中学校二年生の逸夫、
自分が“普通”と思い、
毎日が普通で退屈と感じ、
つまらない日常を嘆いていた。

逸夫の同級生の敦子はいじめを受け、
つらい日々を送っていた。

そんな逸夫と敦子の間の距離が、
文化祭をきっかけに狭まる。

タイムカプセルに入れた手紙を、
新しいのと取り替えるという
敦子の頼みによって、
退屈だった逸夫の世界が変わり出す。

敦子の悲壮な覚悟。

逸夫の祖母のダム湖に沈められた秘密。

封印した過去におびえる祖母と
日々の仕打ちに逃れるすべのない敦子。
敦子の悲しみと心に受けた癒しがたい傷。

逸夫にとって自分の周囲の、
大事な人々を守りたい。
そして過去を忘れるのではなく、
乗り越えようとする行為。

逸夫の優しさが、
絶望からはい上がる勇気を
与えてくれたような…

美しい情景を感じる文章。
輝く光を受けた、
ダムのシーンが目に浮かびます。
明るい光を感じるラストで救われました。



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水仙と木瓜の花の絵

2012-03-04 | 水彩画



↑クリックで拡大できます


木瓜の花と水仙を描きました。

昨日3月3日は桃の節句 ひな祭り。

3月5日は冬ごもりの虫が、
春の兆しに誘われ
地中からはい出る「啓蟄」。
花は歓迎しますが、
虫は地中にいつまでも、
もぐっていて欲しいです。

春の気配が近づいたり遠ざかったり
でも季節は確実に春に…






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