English Collection

日頃目に付いた覚えたい英単語、慣用句などの表現についてのメモです。

billennia

2008年08月07日 | 英語学習
ジュニア小説の 'A Wind in the Door' の一節です。
It's perfectly possible that it's been going on for billennia, and only now are our instruments capable of recording it."
"billennia" が非常に大きい数字である事は容易に想像がつきます。でもオンライン辞書検索のOneLook
で引っ掛かったのはA Dictionary of Units of Measurementの辞書だけでした。
"billennia": a new word meaning "billions of years," billennia is appearing informally in science writing in phrases such as "countless billennia" or "the billennia of evolutionary time." The word billennium was coined for another purpose, however; it is a registered trademark of the Billennium® Organizing Committee and is used, in the words of a committee spokesperson, "to describe the positive spirit of the millennium, which is an ongoing and enduring movement."
この説明で "billennia" は "a new word" とされておりますが、'A Wind in the Door' は1973年に出版されているのでそれ程新しい言葉ではありません。もっとも英語の歴史からすればもちろん新語に入るのでしょう。
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Gang aft agley

2008年08月06日 | 英語学習
ジュニア小説 'A Wind in the Door' の一節にまた何だかさっぱり分からない文句がでてきました。
Charles Wallace looked at her and said, unsmilingly, "The best laid plans of mice and men ..."
"Gang aft agley," Sandy finished.
"Man proposes, God disposes," Dennys added, not to be outdone.
この "Gang aft agley" はチンプンカンプンです。 "agley" 以外の単語は知らない訳ではないのでまず "agley" を辞書で見ると:off the right line; awry; wrong (Dictionary.com) とありましたが全体の意味がいまひとつわかりませんので今度は辞書ではなくGoogleで "Gang aft agley" のまま検索するとぞろぞろ引っ掛かりました。幾つかのサイトを読みましたがやはり一番分かり易いのはWikipediaでした。Wikipediaの説明の一部を引用します。
To a Mouse, which is often quoted as: "The best-laid plans of mice and men/often go awry," though the phrase in the original Scots of the poem is "The best laid schemes o' mice an' men/Gang aft agley."
スタイン・ベックの小説に "Of Mice and Men" があるのですがその題名はスコットランドの詩人Robert Burnsが書いた詩 "To a Mouse" が元になっておりジュニア小説に出てきた台詞 "The best laid plans of mice and men ..." はスタイン・ベックの小説の一節である事が分かりました。Wikipediaの続きです。
Required reading in many high schools, Of Mice and Men has been a frequent target of censors for what some consider offensive and vulgar language; consequently, it appears on the American Library Association's list of the Most Challenged Books of 21st Century.
'A Wind in the Door' はローティーンの小説と思っていましたがこの説明からすると高校生を対象とした小説のようです。
で結論です。
Gang aft agley is Scottish for 'often go awry' or something to that effect.
確かに計画と言うのはうまく行かないことが多いですよね。
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all there

2008年08月05日 | 英語学習

Charles Wallace had always been thought of by the villagers as peculier, and probably not quite all there.
この "quite all there" の "there" は "there is/are" や「そこ/あそこ」あるいは間投詞などではないのはあきらかで、このような用法を何かの本で読んだ憶えはありますが手っ取り早く辞書を引きます。
Dictionary.com
all there, Informal. mentally competent; not insane or feeble-minded: Some of his farfetched ideas made us suspect that he wasn't all there.
珍しく他のオンライン辞書の記述は見あたらなかったので電子辞書も引いてみました。
リーダーズ: (頭が)まともで、しっかりして、例: He's not all there.
ジーニアス英和大辞典: be all(quite) there: (頭が)正気である、油断がない、抜け目がない。
どうも否定形で使われる事が多いようですね。

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risible

2008年08月04日 | 英語学習

The Japan Times ONLINE July 28に
"The U.S. Supreme Court's risible reasoning" と題された記事がありました。"risible" は知らない単語なので私の好きなDictionary.comで調べると三つの意味が出ていました。
1. causing or capable of causing laughter; laughable; ludicrous.
2. having the ability, disposition, or readiness to laugh.
3. pertaining to or connected with laughing.
いずれも笑いに関係があるのですが "risible" にその様な意味があるとは意外です。
Online Etymology Dictionary を見ると:
"given to laughter," from L.L. risibilis "laughable, able to laugh," from L. risus, pp. of ridere "to laugh."
とありました。なるほど、"ridiculous" とか "ridicule" と同じ語源なのですね。これなら直ぐに憶えらるかな?

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levelly

2008年08月03日 | 英語学習
リーダーズダイジェストの貸し出しは順番待ちになったのでまたジュニア小説を読むことにしました。ジュニアというのは中学生程度が読む小説なので知らない単語や表現は余りないでしょうと考えるのは私の場合は大間違いで、これからしばらくそのジュニア小説からの単語や表現を取り上げることになりますが、意味が直ぐに分からず辞書を引いた単語・表現を全てブログに書いていたらきりがないほどあり、プログに取り上げるのはその十分の一位に抑える必要があるのでしょう。今回読む本のタイトルは 'A Wind in the Door' で今はその内容は全く知らない状態です。では読み始めて10ページも行かないところにあった次の表現を最初に取り上げます。
Charles Wallace looked at her levelly.
"level" は水平とか段階あるいは日本語にもなっているレベルの意味ではもちろん知っていますが、恐らく "level" の副詞であろう "levelly" は初めてです。 そこで辞書を引きます。多くの辞書は "level" の副詞と簡単に説明しているのですが "levelly" で説明のあったものから引用します。
Cambridge Advanced Learner's Dictionary:
"He looked levelly (= calmly and without excitement) across at me."
Wiktionary:
In a level or even manner.
"He spoke levelly, with no vocal variety to show his passion."
Oxford Advanced Learner's Dictionary:
in a calm and steady way
"She looked at him levelly."
小説にあったように "look" と一緒に使う例が多いようですね。
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watermark

2008年08月02日 | 英語学習
The Nikkei Weekly の7月21号のTechnology面の記事にあった文です。
Widespread use of digital signatures and watermarks is important for copyright protection. It also makes it easier to edit surveillance camera footage and still prove its authenticity.
"digital signatures" が具体的にはどの様な技術を使っているのか知りませんがセキュリティに関する技術である事は分かります。 "watermarks" も同様にセキュリティに関する技術と思いますが初耳なので辞書を引くと "a figure or design impressed in some paper during manufacture, visible when the paper is held to the light" の意味があることが分かりました。紙幣などに使われる「透かし」の事ですね。
Online Etymology Dictionary に次ぎの説明があり、まあ納得です。
Not produced by water, but probably so called because it looks like a wet spot.
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