はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

毎日ペンクラブ鹿児島総会

2006-05-21 23:46:43 | 毎日ペンクラブ鹿児島
平成18年度総会-3 
 昼食後、総会。新年度の活動計画や予算を協議しました。
 今年は会員の親睦と宮崎の随友との交流を兼ね、7月29日(土)~30日(日曜)に一泊二日の交流会を計画しました。場所は鹿児島中央駅西口のホテルユニオンです、多くの随友が集い有意義な交流会となりますようにと念じつつ。
 早朝からの受付、司会、諸準備など、役員の方々本当にお疲れさまでした。   (アカショウビン)

毎日ペンクラブ鹿児島総会

2006-05-21 22:45:12 | 毎日ペンクラブ鹿児島
平成18年度総会-2
 残念だったのは、今年の年度賞受賞者、志布志市の開業医であられる、小村豊一郎さんが、都合がつかず参加できなかったことでした。
 表彰式はお預けとなりましたが、九大医学部の先輩にあたる、M.Tさんが受賞作品「風の音」を心を込めて代読してくださいました。その後は選者の吉井和子先生の文章講座。何を書くか題材の選択、そして書き続けなさい、とにかく沢山書くことですと教えられました。   (アカショウビン)

毎日ペンクラブ鹿児島総会

2006-05-21 22:00:33 | 毎日ペンクラブ鹿児島
平成18年度総会-1
 五月晴れとはなりませんでしたが、まあまあのお天気。随友36名が総会会場・鹿児島市勤労者交流センターに集まりました。会場準備もスムーズに進み予定時刻前に全て完了、余裕をもってお迎えできました。全員が集うのは年に2回、久しぶりの参加もあり、賑やかな挨拶が続きます。会員の平均年齢は67歳、今年も元気で会えたことを喜び合いました。
 多忙ななかを竹本鹿児島支局長も参加してくださいました。
    (アカショウビン)

万葉の里

2006-05-21 17:40:32 | はがき随筆
 降り立った「初瀬あさくら」の駅はひんやりと土のにおいが漂い、向かいの棲家の老木とおぼしき楓が胸を突くような真っ赤に、照り映えていた。
 登りつめた高円の宮跡あたりは紫のスミレが咲き盛り、籠もよみこも踏み迷う程にとしのびつつ、橋立山が遠く薄く霞んでいる。大宮人の月影待ちを思いしばしたたずむ。
 下を望むと、隠口に電車が見えつ隠れつ今昔の感一入である。帰路、松林に潜む鏡王女の墓所に詣でた。
 遠い万葉の旅の思い出。いまだに鮮明な秘中の宝である。
   南さつま市加世田 寺園マツエ(84) 2006/5/21 掲載
画像は 花調べさんより