今年も庭の紫陽花が、ようやく咲き始めました。
去年、強剪定をしたのが悪かったのか、花の付きは悪いのですが、白紫陽花はとくにきれいです。
白紫陽花は、我が家では夫の花なのです。
彼は最後まで自宅で過ごしましたから、枕元にはいつも白紫陽花を生けていました。
夫は嗅覚が異常に過敏になり、高価なカサブランカを頂いても近くに飾ることはできませんでした。あでやかなピンクの紫陽花よりも白を好み、辛い病床の日々を慰めてくれる花でした。
6月15日は16回目の召天記念日が巡ってきます。8人兄弟の3番目に生まれた彼が、いまでは一番若い人になってしまいました。
いくら時が流れても、若葉が萌え、命輝くこの季節は辛い日々なのです。
でもこの歳まで生かされ、守られているのは、彼のおかげかもしれません。再会の日まであとどのくらいでしょう。
聖書の中に
「生くるもよし、また死ぬるもよし」という言葉がありますが、その言葉が、この頃理解できるようになりました。
去年、強剪定をしたのが悪かったのか、花の付きは悪いのですが、白紫陽花はとくにきれいです。
白紫陽花は、我が家では夫の花なのです。
彼は最後まで自宅で過ごしましたから、枕元にはいつも白紫陽花を生けていました。
夫は嗅覚が異常に過敏になり、高価なカサブランカを頂いても近くに飾ることはできませんでした。あでやかなピンクの紫陽花よりも白を好み、辛い病床の日々を慰めてくれる花でした。
6月15日は16回目の召天記念日が巡ってきます。8人兄弟の3番目に生まれた彼が、いまでは一番若い人になってしまいました。
いくら時が流れても、若葉が萌え、命輝くこの季節は辛い日々なのです。
でもこの歳まで生かされ、守られているのは、彼のおかげかもしれません。再会の日まであとどのくらいでしょう。
聖書の中に
「生くるもよし、また死ぬるもよし」という言葉がありますが、その言葉が、この頃理解できるようになりました。