築30数年の我が家は、相当ガタがきています。
これまでも、小さなリフォームを繰り返してきました。
一日のうち、私が一番長く過ごす、パソコンルームは
なんと、新築当時は主人の両親が使っていたキッチン。
流し台がそのままで、床はベコベコ…。
子供たちから
「お金は心配しないでいいから、なんとかしたら…」
と、いつも言われていました。
でも、リフォームをし始めると、
あっちもこっちも手を入れないとならないから…と、
理由にもならぬ言い訳でしのいできましたが、
とうとう床が抜けそうになり、手を入れることにしました。
床板を新しくし、ついでにパソコンデスクも誂え(?)ました。
身長が140㌢そこそこのアカショウビンですから、
市販のパソコンデスクでは厳しいのです。
知り合いのSさんに、ぐっと低く作っていただきました。
杉板を張り合わせた、シンプルな縞模様が素敵です。
指物技法という、特殊な工法を用い、釘は1本も使わないため、
耐用年数が長い、ソリや曲がりを発生させない
などの利点があるそうです。
これは「ありすりざん」と言う、はめ込みの技だそうです。
杉材を使っているため、乾湿が激しいとひずみがでるので、
4層塗りで仕上げてあります。
流しを撤去したパソコンルームは、
広々として使いやすくなりました。
益々、パソコンに向かう時間が長くなりそう…。