「こんにちは」「こんにちは」と、どの児もニコニコ、可愛い大きな声。公園までお散歩かな。引率の保母さんも笑顔。集団でいろんな事を学んでいる。男の児も女の児も仲良し。エネルギーあふれる子どもたちを見ると何か凄いものをいただいた気がして胸が熱くなる。こっちもうれしくて笑顔になっている。
このご時世、危ない事が多く気軽に子供にも声をかけにくい。公園で遊ぶ子供たちの写真を撮ろうとして、「やめてください」と言われた事がある。「プライバシーを守るためですから」と。そうかと思う反面寂しかった。金木犀の香りがする。
熊本県八代市 鍬本恵子(75) 2020/11/24 毎日新聞鹿児島版掲載