はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

敬老プレゼント

2013-09-02 19:24:05 | アカショウビンのつぶやき
毎年鹿屋キリスト教会では、敬老プレゼントを手作りして、
全国の信友にお届けします。
今年はアクリルたわしでした。





おたよりを書く人、宛名ラベルを張る人、袋詰め作業などなど…
それぞれが得意の分野で奉仕します。


編んだたわしは、150個ほど。
みんなで手分けして、作りました。


最後に、お祝い会の会場づくりです。
47名の参加者ですから、会場作りもたいへんです。
収納庫から久々に出した椅子には、カビが…
一つ一つきれいに拭いています。


最後は、いつものように小枝子姉妹の美味しいカレーを頂きました。





亀の放流

2013-09-02 18:31:23 | アカショウビンのつぶやき
友人に誘われて、南大隅町、大浜海岸に
亀の放流を見に行きました。
激しい雨に、雷鳴とどろく、すごい日…。

誘ってくださった美穂子さんも心配そうに「どうします?」と。
そこは幾つになっても好奇心の衰えないアカショウビンです。
「あなたさえ良かったら、やっぱり私見たいの…」
「車の中は安心ですから、お迎えに行きますよ」

美穂子さんは、はるばる錦江町からお迎えに来てくださるのです。
申し訳ないとは思いながら、無理をお願いしてしまいました。
これが今年最後の放流なんですもの。

数日前にも、美穂子さんと行きました。
ところが台風接近で海が荒れたたため
予定時間より速く放流し、私が行った時は、
渚を守る会の方々は帰るところだったんです。

「折角鹿屋から来てくださったのに、すみませんねぇ、
もう一回チャンスがありますから、是非来てください」と。
お詫びの印にと美味しいマンゴーまで頂いちゃったんです。

仕方なく卵を保護してある柵を眺めて帰りました。

という次第で、私たちは稲光の中を走りました。

渚に付いた頃には雨も上がり、
ぼつぼつ家族連れが集まってきました。







なんと、この子はへその緒がついたままです。

ようやく放流の時間になり、波打ち際に一列に並んで放流です。
でも動かない子が多いのです。
今年は夏の暑さで弱った子亀が多いという事でした。
でも、パシャッと波を被ると、一目散に走り出します。
不思議ですねぇ。

しかし台風の余波で波が高く何回も波に打ち上げられてしまいます。
行列を作って行ったり来たりした子亀たち。

一匹もいなくなり、今年の放流は終わりました。

渚を守る会の会員の方々は、毎日、産卵場所を探し、
波に流されそうな所にある卵は安全な場所に移し、
ふ化するまで、大切に見守りを続けておられます。
この方々のご苦労に心から感謝しつつ帰りました。

放流の様子はこちらのブログからも見られます。
http://ameblo.jp/oosumitanken/entry-11604265293.html

ナツズイセン

2013-09-02 17:12:16 | アカショウビンのつぶやき


「名前は分からないけど、きれいな花が咲くのよ」と
数年前、友人から大きな球根を頂いた。
直径は5~6㌢はあろうかという、でっかい球根。
毎年元気な葉っぱは出るのだが、夏の終わりには枯れてしまう。

今年は3株に増えたが、やっぱり夏の終わりには葉っぱが全て枯れてしまった。
周りにはトレニアが芽を出し、すっかり球根の事は忘れていた。

ある朝、ニョキッと花芽が顔を出している。
すでに30㌢ほどに伸びていた、いつの間に…。
一体あなたは、だーれ?

慌てて、回りのトレニアを抜いてみたら2本も花芽が上がっている。
ネットで調べると、「ナツズイセン」らしい。

次々に淡いピンクの花が咲いた。
しかし二番目のつぼみがどうもおかしい…
良く見ると、ハマオモトヨトウがつぼみの中に入り込んでいる。


毎年ゼフイランサスが花を咲かせる時期に、
大発生するイヤなヤツ。
早速つまみだして駆除。

もう少しで引っこ抜かれそうな運命にあったのに
今日は危うく、虫の餌食になりそうな、3本目の花芽も発見。

別名「マジックリリー」とも呼ばれるナツズイセンです。
その名のとおり、我が庭のマジックリリーでした。
よく頑張ったねぇ。