花火は渡世の灯台 2007年08月07日 11時35分51秒 | 随想 毎年恒例の岡崎花火大会があった。天候急変の雷鳴が轟き、花火を叩き落し、矢作川の岸にある八帖清掃センターを直撃破壊した。自然の神が、好況で浮かれている人間に対して警告を与えたのであるとする考えは、考え過ぎである。たまたま雷雨があっただけの話である。打ち上げ花火は徳川家康の誕生の岡崎城がある三河地方で、鉄砲の火薬製造の職人が余興で始めたという。天下統一した家康が江戸城に移り住み、両国の隅田川の花火まつ . . . 本文を読む