相対比較は蜜の味 216号 2008年01月06日 13時37分35秒 | 随想 他人と比較して競争するのが、経済的には資本主義、政治的には民主主義が国家の姿であると言う。ブルジョアジーとプロレタリアートに二極分化するが、それぞれの階級は、人が人を相対比較して評価し序列が出来る競争社会である。結果として勝組と負組の格差社会となるのであるが、人間の本性に忠実な仕組みのように見える。 「優れゆく者を讃え、妬まず誹謗せず」の仏の心は、同じレベルの人間集団である純真な学生時代は、相対 . . . 本文を読む