風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

三割打者は優秀選手 716号

2009年10月26日 07時16分53秒 | 随想
祭りの宴席で姪の教師に質問された。 「叔父さん、アナログとデジタルのどちらが好きですか」 「現状の格差社会はそもそも、優秀と駄目、有用と無駄、都市と田舎など二元価値観のデジタル思考に原因がある。51点以上なら合格、50点以下は落ちこぼれの勝負理論。 優秀人間も千人千様。駄目人間も多種多様。しかし生物としてはホモサピエンス。千差万別の人間が能力に応じて社会に貢献出来る一億総中流の断絶の無い連続 . . . 本文を読む

黄昏は一休さん 715号

2009年10月26日 06時02分14秒 | 随想
一休さんの道歌に「誰そという言葉の下にあらわれて誰そこそ誰よ誰そは誰なれ」 太陽が西の空に沈む頃に道で人に会う時、識別が困難である。誰なんだ彼はと思う。「誰そ彼」が「たそがれ」になり「黄昏」の漢字が適用された。 夕焼け・小焼け・カラスが鳴く黄昏と経過し、宵・夜半・東雲が夜である。一番鶏が鳴く暁・曙の過渡期を過ぎると昼になる。黄昏と暁が対になる。 春は誕生、夏は奉仕、秋は感謝、冬は死。暁は目覚 . . . 本文を読む