比叡山の千日回峰は五年目、700日が終了すると、九日間の堂入りが待っている。食・水・眠・臥を断つ荒行で大衆は三日で死ぬ。
満行して六年目は赤山禅院往復60キロを百日。七年目の前半百日は全行程84キロにおよぶ京都大回り、後半は山中回峰道30キロの合計975日で終了する。25日分は利他行のライフワーク。
土足参内は行の創始者・相応和尚が草鞋で駆けつけ、皇后の病気を祈祷で平癒させた故事に従う儀式であ . . . 本文を読む
平成元年から格差社会がスタートした。物品税が廃止され、消費税が導入されたからである。日本の伝統の間接税は、生活必需品は無税、贅沢品に重く課税したから、一億総中流社会だった。 一票の格差は約6倍の差で違憲状態の最高裁判決がある。法の下の平等の賃金格差も此の程度が基準になるだろう。 自動車は極めて高額になり、高給取りの独占物になる。大衆は公共交通機関の依存を志向し高速道路の渋滞が解消、バスの運転手 . . . 本文を読む
青年の時、吉田拓郎の青春の詩を聞いた。替え歌の老人の詩がある。
喫茶店に婆ちゃんと入って、渋茶を注文すること ああ、それが老人
繁華街で前から来るイカした女の子に、そっぽを向かれること ああ、それが老人
プロレスを見に行って一番前に座り、血を見て気を失うこと ああ、それが老人
サミエル・ウルマンの青春の詩は、人は信念・自信・希望ある限り若く、疑惑・恐怖・失望と共に老い朽ちる。
歴代総理大臣の . . . 本文を読む