今は無き家父長制 2017年07月03日 17時50分35秒 | 随想 強力な権限を与え一族郎党を束ねる明治政府の家父長は結果として大東亜戦争になり、祖国は敗戦した。 その弊害を察知した進駐軍は平和憲法を押し付け、家父長制は消滅した。 一族郎党老若男女は法の下で平等となり、西洋の個人主義が横行し、結婚できない、すぐ離婚する、少子高齢化の成熟社会は女尊男卑の独身者王国になった。 相続税で先祖伝来の資産を国が召し上げ、生活困窮者は国が面倒を見る民主政治が定着した。 . . . 本文を読む