究極の個人主義 2018年06月20日 09時13分17秒 | 随想 農耕民族の家の生業である田畑を守る制度が家父長制、家長の下に家族が隷属し、家長の命には反抗が許されない。個人の自由は皆無だったが、家長は永続的な一族郎党の生活保障の責務が有った。 敗戦後、西洋の個人の尊厳を重要視する憲法の発布に伴い、封建的な家父長制は消滅し、一族郎党の連帯責任なる概念も消滅した。 自由とは個人の行為を誰も咎める者はいない。しかしそれでは弱肉強食、やったもの勝ちの無頼漢が幅を利 . . . 本文を読む