有漏路より 無漏路へ帰る 一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け、一休禅師の言葉。
有漏路は煩悩に穢れた迷いの世界、無漏路は悟りの境地。
空想して先々の事を心配して思い悩むより、環境に飛び込んで楽しみを見出せば心癒される。矢でも鉄砲でも持ってこい、怖くないよ、こんな心境だろうか。
禅の公案に隻手音声なる公案が有る。両手を打ち合わせると音がする。では片手ではどんな音がするか、それを報告しなさい。
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日出と日没、朝日と夕日、同じ意味だろうが、東から西に太陽が動くのか、西から東に地球が回転するのか、大きな視点の相違が有る。
経済発展一辺倒に疑問を呈する人々を「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と街頭で絶叫するモノで栄えて心が荒んでいる某国の宰相がいる。
自分中心に世間が動いていると錯覚している。
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足 . . . 本文を読む