風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

摩訶不思議で奇妙奇天烈で支離滅裂な話 194号

2007年11月02日 13時54分07秒 | 随想
同じ町内の友人の経営する自動車整備会社に、横浜で仕事をしている息子の所有するマツダロードスターの車検を代理依頼したのである。整備が終了して、費用支払期限の日は、昼に宴会があり酔っ払っているから、飲酒運転の罰金が怖くて、運転できない。徒歩で方角が正反対で、整備会社と等距離に有る口座所有の三菱UFJ銀行ATMで現金を引き出し、すぐ近くの友人の口座がある岡崎信用金庫の窓口で車検費用10万5千円、息子名で振込依頼したのである。10万円以上は身元確認する法律があるから、免許証の提示を求められ、複写した。振込料は420円であった。わざわざ金を運んで行って金を取る神経が理解できない。泥棒に追い銭と言うのだろうか。徒歩で帰宅すると、銀行から電話があり、書類に不備があると言う。何処に問題点があるか、解りますか?

振込先の口座番号や名義人・振込金額・依頼人の住所氏名・電話番号・手数料はすべて正確に書かれているから、普通は相手に届くのである。しかし届かない。な~~~んでか?それはね、銀行が止めているからです。な~~~んでか?それはね、依頼人と免許証の名前が違うからです。解らないのは、金を支払う側の身元調査をすることである。9万9千円なら要らない。

わざわざ銀行の係長が書類を持参来宅され、依頼人を私の名前に変更して、書類を書き直し、手土産を頂戴した。そして振込先には、依頼人を変更した旨連絡してくださいとのことであるが、友人は私と息子の姓は知っているけど、名は知らないのである。こだわっているのは銀行側だけなのである。手土産代は420円以上はすると思う。如何様に経理処理するのだろうか。窓口の女性の不始末を咎めないように依頼した。無くてもいい様な手続きの気がしてならない。

役所は民間活力の導入を推進しているが、倒産合併に慣れた巨大銀行は官僚の時間潰し、屁理屈の非効率を学んでいる。振込料金は機械のATMなら早くて割安であると言う。人間より機械が優れている。無機質で感情のない機械が管理職に成り、人間が機械の奴隷に成ったほうが良いのかもしれないという、倒錯した考えが出てくる。機械は人間が考え出した道具なのだから、機械より人間が優れていなければならない。遠離一切顛倒夢想して義理人情の浪花節人生を再評価する時期に来ている。

素面になって、真面目に考え出すと、摩訶不思議で奇妙奇天烈で支離滅裂な話が随所に存在するから、世間常識の盲点を探すと、ブログネタは無尽蔵に存在する事になる。寝不足になるから、酒を飲んで思考を停止する必要がある。

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