風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

変革の時期の花火大会 607号

2009年08月02日 01時27分23秒 | 随想
ローマの政治家、ユリウス・カエサルにちなむ文月の土用丑の日はうなぎを食べ、うっとうしい梅雨が明け、夏到来のローマ皇帝アウグストゥスに由来する葉月最初の土曜日は恒例の岡崎花火大会である。

ブランドうなぎの養殖場が密集する矢作川の河口が三河一色で、上流の乙川との合流点に岡崎城があり、観覧桟敷が夏の風物詩を48万人に提供する。

人の強欲の活動が地球サイクルを狂わせる。チリ沖の海水温度が上昇し、小笠原高気圧が衰弱、シベリヤ気団が威張るから、梅雨前線が日本列島を去ろうとしない。心は地球の未来の悲観論で占領される。

不安が酒を飲ませ、睡魔を呼ぶ。轟音で目を覚ます。フィナーレの花火である。夏祭りに雨傘は似合わない。

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