24時間拘束される高速道路収受員の仕事仲間のカラオケ会に参加した。
勤務明けにしばしば集った気心知れた七人の侍、今はそれぞれ吾が道を行く。
四時間の長丁場だったが、楽しさが時間の経過を忘れさせる。
座興で採点機能を試してみた。
個性的で心に感動を与える仲間の歌唱の評価は低く、印象薄い人畜無害の歌声の評価は極めて高い奇妙な結果になる。
北島三郎や五木ひろしの評価は極めて低く、芸大の優等生は満点評価になるのだろう。
楽譜の再現性を独断と偏見の装置の評価基準で心ある人間が一喜一憂するのは本末転倒、愚かな行為だ。