中央分水嶺の最高所は乗鞍岳3026mで木曽川で太平洋、信濃川と神通川で日本海に水が流れる。
最低標高の中央分水嶺は北海道の千歳空港界隈の13.7m、本州では氷上回廊の「石生水分れ」94.45mで瀬戸内海に流れる加古川に合流する高谷川右岸堤防の1250mが分水界、日本海側は由良川。
氷上回廊には加古川線と福知山線があり、石生駅の標高が99.6mで最高所である。
奥三河の入り口の新城市の山奥の作手村に道の駅・手作り村があり、近くに平地分水点がある。
巴山の湧水の点から両側に小川が流れ、かたや西三河の矢作川の支流の北流巴川、こなた東三河の豊川の支流の南流巴川、様々な川と出合い矢作川は知多半島側から、豊川は渥美半島側から同じ三河湾に流入する。
野原の点からわずかに外れて降る雨、その経路は大違い、しかし行く末は同じ三河湾、人生と重なる。