風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

老人は死なず

2021年10月11日 10時10分43秒 | 随想

和歌山市の紀の川に架かる六十谷(むそた)水管橋の一部が崩落し、市北部約6万世帯(約13万8000人)が断水していた。
埼玉蕨市のJR東日本の変電所で、爆発をともなう火災があり、一時運転を見合わせ、23万人に影響した。
兵庫県加東市の遊園地で立体迷路の三階の床が抜け、子どもを含む7人が二階転落し、このうち6人が怪我をした。

最近は人災の異常気象による自然災害が多発するが、それにもまして人災による事故の多発が目に余る。

悠久の自然の営みの過程の災害は人智が及ばないが、人災は人間が生み出した災害だから人智が及ばない事はないだろう。

何故に人災が多発するのだろう。千差万別多種多様な見解が思い浮かぶ。

政治による税の分配が不公平なのだろう。

コロナ禍なのに東京五輪の金メダル数十個獲得の為だけに、資金を浪費した結果が既存の公共的資産の維持管理を疎かにした愚かな老害政治が人災の連鎖を発生させたのだろう。

老人の経験と常識は通用しない世間に成って久しい。人類の未来の為に若者は発奮しないのは無責任だ。

老人は死なず、ただ消え去るのみ、ダグラス・マッカーサーの言葉を考えてみるのも良いだろう。


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