
鉄道記念日改め鉄道の日に合わせてJRグループのJR旅客6社が利用期間は10月2~24日の計23日の連続する3日間に限り普通列車を自由に乗り降りできる「秋の乗り放題パス」を大人7850円で発売中。
1996年(平成8年)から2011年(平成23年)まで「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」だったが2012年(平成24年)から「秋の乗り放題パス」になった。
変更点は以前は「青春18きっぷ」と同じく有効期限内なら乗り降り自由だったが、連続乗車が義務になり、その不便の代償が価格値下げとなった。
この格安きっぷの世話になり過去に三回旅をした。
平成19年に勤務先の最寄り駅の笠寺から四国の大歩危、翌日松山道後温泉で四国遍路を案内され、近くの51番石手寺を参拝、翌日に徒歩で52番・53番を訪れ松山観光港からフェリーで広島呉に渡り戦艦大和を見学した。
平成23年には四国遍路讃岐の75番善通寺界隈10カ寺を巡拝、帰路近江八幡で途中下車、比叡山千日回峰行者の上原行照師の伊崎寺に立寄った。
平成24年には10時間乗車し高知到着、翌日35番清瀧寺・36番青龍寺を巡礼、高松に移動し翌日84番屋島寺・85番八栗寺・83番一宮寺で納経し、宇高国道フェリーで高松港から宇野駅、帰宅した。
当時は人は信念と共に若かったが、運転免許の認知機能検査、コロナ禍、アベノミックスに対する疑惑と共に老い、心の様相は様変わりし、異郷の地を訪ねる好奇心が減退した様だ。青春も終末なのだろうか。