最近、息子が仕事に必要なので、ハンドヘルドのパソコンを購入し、今まで使用していたパソコンテレビをもらった。最新鋭で多機能なのだから、使いこなすのに時間が掛かる。インターネットとブログとワープロ機能が活躍するが、その他の機能は活動停止している。
キーボードやマウスは無線で本体と交信するからコードは無いのである。初めは、人間の叡智を結集した究極の文明の利器であると感心して使っていたのである。快調に私のブログに、役に立たない、幼稚な、自己満足の、ストレス発散の文章を記述していたのである。
ある日突然、異変が発生したのである。マウスの指示が、パソコンに反応しないのである。女房は仕事、息子も仕事なので、相談相手がいない。購入先のパソコンショップに行き、厳重に抗議して、点検してもらい原因が判明した。マウスに内蔵された電池が消耗して、電力が無かった。不機嫌な店員に軽蔑され、嫌な思いをしたのである。機嫌を直してもらうために、乾電池を大量に購入した。考えてみれば、マウスに尻尾が無いのは不自然である。
別のある日突然、異変が発生した。キーボードの指示が、パソコンに反応しないのである。女房は仕事、息子も仕事なので、相談相手がいない。購入先のパソコンショップに行き、穏やかに抗議して、点検してもらい原因が判明した。キーボードに内蔵された電池が消耗して、電力が無かった。不機嫌な店員に馬鹿にされ、嫌な思いをしたのである。機嫌を直してもらうために、店員が推奨する充電式の乾電池を購入した。
60数年、精進努力して、大過なく過ごして来た私は、これ以上の屈辱に耐えられず、愛用していた、古き良きパソコンを再使用することを決断し、最新鋭のパソコンは女房専用としたのである。平穏で平和な数ヶ月が経過した。
台風4号が通過して、新潟中越地震の後のある日、我が家にも激震があったのである。女房が無線マウスをテーブルから落下させ壊してしまった。女房の不注意が原因であることは明白であるが、「もし、テーブルが大きくて、豪華だったら」とか、「床に豪華な絨毯が敷いてあれば」など、言ってもしがない「たら・れば」の言い訳をして、反省するのである。稼ぎの悪い亭主が、真の原因であることに問題をすり替えようとしているのが見え見えである。
経験豊富な私は笑顔で慰め、次の日、購入先のパソコンショップに行き、状況を説明して、修繕依頼をしたのである。妙に機嫌の良い店員は、修理の費用は高額になるから、新規購入することが、経済的で問題発生が少ないという説明で、推奨品を持ってきて、購入した。
何とそのマウスは、懐かしい尻尾の有るマウスだったのである。
物質文明の便利さは、利用者の便利さを志向していない。いかに利用者を騙し、楽をして金儲けをするかの商人の便利さの追求なのである。温故知新という諺が有るが、最新鋭の中の新しさは偽者で、真の新しさは古いものに見つけることが出来る。利用者にとっては、メーカーの言う便利さの宣伝は、不便と同義語なのである。
すねに傷持つ、批判的で、攻撃的性格の女房は最近、妙に穏やかであるから、好きな焼酎を遠慮なく飲めるのである。調子に乗り、飲み過ぎると、本性が目を覚まし雷が落ちることが予測できるので、程々にして寝る事にする。女心と秋の空は変わりやすいが、この穏やかさが、秋まで持つかどうかは、成り行きである。
キーボードやマウスは無線で本体と交信するからコードは無いのである。初めは、人間の叡智を結集した究極の文明の利器であると感心して使っていたのである。快調に私のブログに、役に立たない、幼稚な、自己満足の、ストレス発散の文章を記述していたのである。
ある日突然、異変が発生したのである。マウスの指示が、パソコンに反応しないのである。女房は仕事、息子も仕事なので、相談相手がいない。購入先のパソコンショップに行き、厳重に抗議して、点検してもらい原因が判明した。マウスに内蔵された電池が消耗して、電力が無かった。不機嫌な店員に軽蔑され、嫌な思いをしたのである。機嫌を直してもらうために、乾電池を大量に購入した。考えてみれば、マウスに尻尾が無いのは不自然である。
別のある日突然、異変が発生した。キーボードの指示が、パソコンに反応しないのである。女房は仕事、息子も仕事なので、相談相手がいない。購入先のパソコンショップに行き、穏やかに抗議して、点検してもらい原因が判明した。キーボードに内蔵された電池が消耗して、電力が無かった。不機嫌な店員に馬鹿にされ、嫌な思いをしたのである。機嫌を直してもらうために、店員が推奨する充電式の乾電池を購入した。
60数年、精進努力して、大過なく過ごして来た私は、これ以上の屈辱に耐えられず、愛用していた、古き良きパソコンを再使用することを決断し、最新鋭のパソコンは女房専用としたのである。平穏で平和な数ヶ月が経過した。
台風4号が通過して、新潟中越地震の後のある日、我が家にも激震があったのである。女房が無線マウスをテーブルから落下させ壊してしまった。女房の不注意が原因であることは明白であるが、「もし、テーブルが大きくて、豪華だったら」とか、「床に豪華な絨毯が敷いてあれば」など、言ってもしがない「たら・れば」の言い訳をして、反省するのである。稼ぎの悪い亭主が、真の原因であることに問題をすり替えようとしているのが見え見えである。
経験豊富な私は笑顔で慰め、次の日、購入先のパソコンショップに行き、状況を説明して、修繕依頼をしたのである。妙に機嫌の良い店員は、修理の費用は高額になるから、新規購入することが、経済的で問題発生が少ないという説明で、推奨品を持ってきて、購入した。
何とそのマウスは、懐かしい尻尾の有るマウスだったのである。
物質文明の便利さは、利用者の便利さを志向していない。いかに利用者を騙し、楽をして金儲けをするかの商人の便利さの追求なのである。温故知新という諺が有るが、最新鋭の中の新しさは偽者で、真の新しさは古いものに見つけることが出来る。利用者にとっては、メーカーの言う便利さの宣伝は、不便と同義語なのである。
すねに傷持つ、批判的で、攻撃的性格の女房は最近、妙に穏やかであるから、好きな焼酎を遠慮なく飲めるのである。調子に乗り、飲み過ぎると、本性が目を覚まし雷が落ちることが予測できるので、程々にして寝る事にする。女心と秋の空は変わりやすいが、この穏やかさが、秋まで持つかどうかは、成り行きである。