木曽路はすべて山の中である。・・・・・一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。
島崎藤村の夜明け前の冒頭である。江戸日本橋から草津宿で東海道と合流する中仙道は、贄川から馬籠の11宿が木曽路である。
馬籠は都会人の好みに迎合し、機能本位で都市の景色である。妻籠は田舎人の手造りで故郷の残り香がある。物質的繁栄を追及すると、無駄が削がれ画一的で無味乾燥の砂漠と化し、来訪者が減り、元の木阿弥に成る。
公務員削減の為に大都市化を奨励する政策は、経済優先である。貧乏でも先人の智慧を継承する田舎人の根性が持続可能な価値を生むのである。
岐阜県大野郡白川村は高山市の誘いを断り、世界遺産の合掌集落を守っている。
訂正 長野県木曽郡山口村の馬籠は、越県合併して岐阜県中津川市になっている。木曽路は間違えで、美濃路である。訂正してお詫びする。故郷が信州信濃の善光寺なので、寂しさがある。
島崎藤村の夜明け前の冒頭である。江戸日本橋から草津宿で東海道と合流する中仙道は、贄川から馬籠の11宿が木曽路である。
馬籠は都会人の好みに迎合し、機能本位で都市の景色である。妻籠は田舎人の手造りで故郷の残り香がある。物質的繁栄を追及すると、無駄が削がれ画一的で無味乾燥の砂漠と化し、来訪者が減り、元の木阿弥に成る。
公務員削減の為に大都市化を奨励する政策は、経済優先である。貧乏でも先人の智慧を継承する田舎人の根性が持続可能な価値を生むのである。
岐阜県大野郡白川村は高山市の誘いを断り、世界遺産の合掌集落を守っている。
訂正 長野県木曽郡山口村の馬籠は、越県合併して岐阜県中津川市になっている。木曽路は間違えで、美濃路である。訂正してお詫びする。故郷が信州信濃の善光寺なので、寂しさがある。