正月に75周年の誕生日を迎えた。本日は74才の誕生日である。
昭和25年元旦に施行された「年齢のとなえ方に関する法律」の為に農耕民族の数え年から狩猟民族の満年齢を優先するようになったが、どちらを述べようが罰せられることは無い。
後期高齢者の仲間入りをした訳ではなく、前期高齢者の最終年が法律的解釈、朗報なのか、悲報なのか、解釈は分かれる。
「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」室町時代の臨済僧・一休さんの言葉であるが現代では「誕生日冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」斯様に読み替えなければならない。
禅僧の言葉を根拠に誕生日の祝辞を素直に喜ばない老人は変人扱いされる。
「南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと 言うが愚かじゃ」
素直に喜ぶのが賢人なのだろう。