前日に常陸宮正仁親王・華子妃御結婚。東京五輪開催の10日前、O系東海道新幹線が1964年10月1日に開業した。国鉄が1960年に約3800億円を投入して着工した。東京-新大阪間の料金は運賃と特急料金を合わせて2480円。
JR東海の独断で22倍を超える8兆4400億を投資するマグレブ超伝導リニア中央新幹線、東京―大阪間は東海道新幹線の「のぞみ」の指定席より1000円高い1万5050円と試算している。
単純計算なら2480円の22倍で5万5000円程になる。しかも「のぞみ」は建設費用を償還した線路を走行している。
電力消費量が四割増し、たったの1000円でまかなえるだろうか。
営利企業が奉仕活動をしたら倒産必定、余裕が有るなら料金値下げして顧客に還元するか、JR北海道や四国を救援するのが人間的である。
そうか運転士がいない、駅員がいない、人間不在が中央新幹線のコンセプトだった。