1964年の東京五輪の年に「歩け歩けの会」が発足、国際化社会ではウオーキング協会に名称変更する。
古希を過ぎて3年、体力の衰えを実感し、猛暑から真夏に気温が下がる夕方に30分程歩く習慣が出来た。歩行距離は3キロ程度だろう。
往路は緩やかな坂道を上り、復路は急な下り坂である易行道を選択する。健康の為の過酷な運動なら急な坂道を上る難行道が有効だろうが、生来の怠け者の本性が出る。
この年になれば体力の向上は望めず、心を強くする鍛錬だろう。進行形のウオーキングでなく、ウオークで日本語訳は散歩。
しかし高齢老人の散歩はボケ老人の徘徊と区別がつかない。決めた時間に、同一経路を歩くのが世間に安心安全を提供するのだろう。