狼狩りの猟師村のスロバキアのヴルコリニェツとぶどう酒のハンガリーのホッローケーの古い村落は120kmの距離、そして白川郷・五箇山の合掌造り集落は、地元の人々が実際に暮らす村落の世界遺産。
伝統に培われた村落共同体文化の維持・継承は困難になってきている。ハードの建物や村落でなく、景観の人間の精神活動が貴重なのである。
奈良大仏、そして実業家が380億を費やした越前大仏。
宗教活動を伴う東大寺には人々は再三再四参拝するが、魂の欠如した大師山清大寺は閑古鳥が鳴いている。
物欲に偏る西洋の遺産は限界集落となり心の活動は後継者不足で消滅する。
合掌村に古き良き日本の原風景を保存する事が、心の時代である。
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