港 港の町で 浮名流した果てに・・・略・・・どこにでもあるような 港の五番町
五木ひろしが歌う。
五番町夕霧楼は7年前に85歳で亡くなった水上勉の小説。
人の哀しさや辛さを表現した暗い小説の印象がある。
共に若狭出身。裏日本の気候は人の哀しみや辛さの分かる人間にする。
小諸なる古城の畔 雲白く遊子悲しむ
島崎藤村の千曲川旅情の歌。破戒は人の哀しさや辛さを表現した暗い小説。
水上勉は、心筋梗塞に倒れた晩年を千曲川の畔の小諸市に近い里山で暮らし農作業三昧の日々。精進料理を作りご馳走、馳走は畑に走る意味。
精進料理の心は、何を作るかではなく、そこにあるもので何ができるかだ。
小説よりも晩年の生き方に感動。