窮すれば変ず、変ずれば通ず ９７３号

昔々に購入した株式を思い出した。配当金目当てで手に入れた。ＪＡＬの株券が紙屑になった悲劇を知り売却した。

含み損が数十万円であるが、将来の相場次第で利益を生む可能性が残る。売却と同時に損金が発生する残酷な現実がある。

強欲が別の銘柄の株券を購入させる。程なく値上がりし、損金が減少した。

脱皮しないと死んでしまう越前蟹、サナギから変わるから蝶になる。変化する事は自然である。

自分が変われば、楽になる。窮すれば変ず、変ずれば通ず。死んでしまったら元も子もない。

継続は力、あきらめないかぎり、失敗じゃない。

社会は教場・株式相場で学んだが、非常に高額の授業料で非情な社会に泣いている。苦しい人生、まだまだ続く。