2005年の愛・地球博跡地の記念公園を訪れた。
愛称は万博公式キャラクターのモリゾー・キッコロにちなんだモリコロパーク。
グローバルループなる巨大な回廊が70年大阪万博の太陽の塔と同様な象徴だった。一部が残されているが、鉄骨には錆が浮き、帆布は破れ無残で醜い。反面日本庭園は木々が生長し美しい景観を呈する。
三面の野球場や多目的広場の広大な地面には人影が無く砂漠の様相。
しかし一朝有事、3連動巨大地震が発生した時には仮設住宅の建設地として巨大都市に変貌できる可能性を秘めている。
こいの池・かえで池・めだか池・かきつばた池は生活用水として価値が生じる。
そして木道は燃料として有効だ。
その意味で素晴らしい開発だったと誉めてあげたい。平穏な日々には不要な巨大遺産であるが。