地球が自転するから夜が明け、朝になり、昼になり、再び夜になる一日。
月が地球を回るから新月・上弦・満月・下弦そして新月に戻る太陰暦。
地球が太陽を回るから四季がある。大寒・立春・夏至・秋分・冬至の二十四節季。睦月・如月・弥生・・・・霜月・師走の一年は太陽暦。
冬には熊は冬眠し、樹木は葉を落とす。春に若葉、夏は緑葉が木陰を創り、秋には紅葉そして果実が実る。そして冬を迎える。
自然の営みは、暗から明そして暗、無から有そして無。
人の一生は無から始まり、赤子、青年、壮年、老人、そして死して無に帰る。
自然は公明正大、平等で、みんな同じ。
禅僧の無、虚無僧の明暗は共に空観である。