JR東海がリニア中央新幹線を自己資本で建設することを決定し、公明党の国土交通相が認可して以来、鉄道愛好家としてはJR東海の愛が薄れた。
東海道新幹線のひかり・こだまの時代には素晴らしい鉄道と思ったのであるが、バブルが弾け、航空機が値下げした頃から、航空機に対する対抗意識がのぞみを一時間に10本走らせ、旅情を消滅させた。
そして今度は宅配便を真似て人間を貨物扱いする。トンネルばかりのリニア中央新幹線で時速500キロで運ばれたら旅情は皆無、飛行機の荷台の荷物と同じ。ならば運賃は貨物並みにして頂きたい。積み下ろしは自分自身でするのだから、その分は値引きが当然。
JR東海の初代社長は鉄道を愛していたので鉄道の旅に対する配慮があったが、現在の経営陣は鉄道を金儲けの機械にしてしまった。
JR東海の路線で途中下車の旅の浪漫の望みは消えた。