風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

職人回帰が保守の日本 614号

2009年08月09日 02時13分16秒 | 随想
国民が選挙した議員が法律を創造し、遵守する法治国家。非凡な高学歴人間が司法試験で選抜される職人集団が法曹界で、法の番人である。

被害者の立場の検察、加害者に味方する弁護士、審判する裁判官の法廷。そして傍聴人が見守る。判決は妥当で平和だった保守の日本。

凶悪犯罪のみ裁判官3人と6人の国民で評決を下す裁判員制度にチェンジ。量刑は以前と変らない結果だった。傍聴人に感想を聞き、裁判長が参考にすれば事足りる些細な事柄の気がする。保守党が革新した日本はぶっ壊れた。

法曹界の人々は、自閉症を克服し、世間を徘徊して国民感情に配慮してくれるなら、法解釈の職人にお任せし、平民は懸命に一隅を照らす仕事に徹したいのである。

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