今月末から11月初旬にかけて旅に出る。出稼ぎではないが、果樹農家の援農奉仕で今年が14年目、南信州の名産品である干し柿の皮むき作業で熟練の技が重宝され、今年も要請された。
中央自動車道の座光寺パーキングから至近距離で、リニア中央新幹線の長野県駅に接続する為にスマートインターの建設が早々に開始され、来春には利用可能となる。
構造上中央自動車道を越える新大久保橋が必要で其の架橋が9月26日に終了した報道を見た。
写真の右側のS字カーブ急坂を登ると明治大学の野球部監督島岡吉郎の功績を讃える記念館のある信州高森温泉御大の館に農作業後の入浴は至福の時である。
古き良き山村の景観は大幅に変化する一抹の寂しさを禁じ得ないが人間の飽くなき自然破壊の欲望は如何ともしがたい。
化石燃料の炭酸ガスによる地球温暖化、少子高齢化、東京一極集中、高学歴社会等々で田舎のローテク産業の絶滅が危惧されるが、農は国の原点の初心を忘れるなら国は滅亡すると思うのは老人特有の杞憂だろう。