五行の木火土金水の兄弟(えと)が十干の甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸。
十二支の子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥。
十干を頭に六回、一二支を尾に五回目の癸亥が終着、始発の甲子に戻るから六〇回で還暦になる。
元号と十干一二支で時代を識別可能であるが、昭和元年・二年・三年の昭和丙寅・丁卯・戊辰は重複している。大正天皇が短命で昭和天皇が長寿だったからである。
お伊勢さん初詣で手にした五十鈴の文字は平成戊戌で土の兄犬年、明仁今上天皇の最終年、来年土の弟猪年は徳仁皇太子の元号に成る。
昭和木の兄鼠の1984年の還暦は2044年の徳仁天皇の15年になる。
オイラの米寿の一年後、卒寿の一年前の狭間の年に成るが、120才大還暦まで21年ある。
計算は未定で決定ではなく、捕らぬ狸の皮算用、狸は一二支に存在しない。