風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

鉄道からバスへ

2021年12月25日 14時41分34秒 | 随想

13年前の平成20年の3月25日に四国讃岐の栗林駅から特急「うずしお」で阿波徳島、牟岐線剣山4号で海部、阿佐海岸鉄道で甲浦、バスで室戸岬に行った。当時は遍路旅に熱中、高知土佐の24番札所最御崎寺を参拝した。

徳島県海陽町の第三セクター阿佐海岸鉄道は25日午後、道路と線路の両方を走れる「デュアル・モード・ビークル」の営業運行をスタートさせた。

運行区間は約50キロで、阿波海南(海陽町)と土佐甲浦(高知県東洋町)の約10キロ区間は「鉄道モード」で線路上を走行し、鉄道用の車輪を収納し「バスモード」で道路を走り室戸岬に向かうから乗換と待ち時間が解消し利便性が向上する。

10年一昔は遠い昔、世間は劇的に変化する。

徳島から牟岐線の特急は大幅削減、徳島~牟岐駅間一日一往復の「むろと」に激減利便性が損なわれる。

国鉄時代は全国視野で鉄道の有様を検討したが、民営化後は企業エゴが蔓延し、鉄道旅の魅力が損なわれる。

公益性は日本国は如何あるべきかを最優先事項とするべきなのだろう。


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