風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

近江番場の忠太郎 938号

2010年03月26日 06時58分35秒 | 随想
5歳で天涯孤独となる極道の近江番場の忠太郎が生き別れの母親を探す旅は二葉百合子の「瞼の母」

軒下三寸、借り受けまして申し上げます、おっかさん。たった一言忠太郎と呼んで下せえ、呼んで下せえ。たのみやす。

友人の熱唱を聞き、涙した思い出の曲。以来定期的にカラオケの会がある。飲み食い唄い雑談して楽しい一時を過ごす。

詩の言葉からイメージする情景、人間模様を旋律にのせて語る演歌。

西洋被れの青春時代、ジャズ、交響曲、アメリカンポップスは機械的な音の連鎖で景色が浮かぶが、人間不在。

悪戦苦闘の人生体験の喜怒哀楽、演歌上手は西洋物欲社会の落第生である。知識や分別を離れ、己を曝け出すと感動の演歌になる。

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