自民党の岸田文雄総裁が第 100代首相に就任し、本日所信表明演説し国会論戦が開始されるが、10月14日に衆議院の解散に踏み切り、31日に選挙を実施する。就任から10日後の解散で、これまで戦後最短だった鳩山一郎首相の46日後の記録を更新した。
議院内閣制の政権であるから、衆議院解散総選挙の時点で内閣はその機能を喪失したも同然だろう。そんな政権の所信表明を誰が真剣に耳を傾けるだろうか。
解散権は首相の専管事項で権力の象徴だろうが、その行使を事前に公表した事で首相の首相による首相の権限を放棄したのだろう。
岸田首相は14日まで黙秘し続ける根性が無かった。そんな性根の人物に日本の将来を託せるのか、疑問に思うのである。