風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

オイラは悪党、外出決行

2021年01月11日 12時16分57秒 | 随想

正月4日に天気晴朗だったから三河温泉の寺部海水浴場から三河湾を眺めたら渥美半島の蔵王山を遠望できた。(中央の小さく見える山です)

蔵王山から153キロ先の富士山が見える日が40日程ある事をネットで知った。

正月10日も冬型気圧配置で日本海側は大雪だから太平洋側は快晴、霊峰富士を拝みに蔵王山に出掛け、神仏の御加護だろう、富士山を遠望できたのだった。

蔵王とは修験道の神である蔵王権現、7世紀末に大和葛木山にいたという呪術者の役小角が吉野の金峯山で修行中に示現したという伝承がある釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の三尊の合体したものとされ、今でも吉野山の金峯山寺蔵王堂には互いにほとんど同じ姿をした三体の蔵王権現像が並んで本尊として祀られ修験道の総本山、そこで大峯山千日回峰行を満行した塩沼亮潤師は東北蔵王連峰の麓の故郷の秋保慈眼寺の住職になった。

慈眼は慈悲の心をもって衆生を見る釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の目であるが、甘やかすと怠ける凡人をいさめる汚れ役を担当する仏は蔵王権現であり憤怒の形相をしている。

塩沼亮潤師が憧れた酒井雄哉師は比叡山延暦寺千日回峰行は天台修験で本尊は不動明王、その慈眼担当は密教の大日如来、延暦寺の本尊は薬師如来、混乱するが、釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩、蔵王権現、大日如来、不動明王、薬師如来、全て仏教の仏、何でもOKが仏教、多神教である。

駐車場でランボルギーニを偶然発見し写真に収めた。4歳になる孫が大好きな車で、三遠南信自動車道の天竜峡SAの緑の車の写真をプレゼントして喜ばれた。今回は赤色を送ろう、これも神仏の御加護だろう。


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