日本放送協会の無線放送に子供電話相談なる番組がある。
動植物に心が有りますか
回答者は困惑する。心の問題は宗教だから憲法の信教の自由の条文が故に国の教育機関は無視する。
乱暴な解釈をすれば、仏教は有りで、基督教は無しだろうか。
多神教は全ての存在に仏心を認め、一神教は人は万物の霊長だから自然を支配することが許される故、心の存在を度外視する。
仏教徒が断食したら命が持たない、基督教徒が欲望に支配され自然破壊を継続すれば人類は消滅する。
東洋、西洋の両極端は危険で、心の存在の有無の議論は棚上げし、動植物の命を頂戴する行為に涙し感謝するのが和洋折衷の心だろう。