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風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

音痴矯正は般若心経 568号

2009年06月13日 04時37分38秒 | 随想
若い時はカラオケが嫌いだった。最近は「端の迷惑省みず、やって来ました電線音頭」のベンジャミン伊東・小松政夫症候群に感染している。

マイクを独占し、一人ハイになっているが、周囲にしらけ鳥が乱舞している。

演歌は聞く物、涙流す物、素人が唄っても到底叶わないと思う遠慮、だから音痴だという劣等意識が沈黙させた。

会社の慰安会で、業務命令で唄わされたところ、大変好評で、上手と誉められ、以来マイク独占症を発症したのである。上司が判断ミスした。

素直な人には音痴はいない。自己中の「こだわり・かたより・とらわれ」が原因である。4拍子を3拍子にこだわると銚子の外れの犬吠埼になる。低音だけにかたよると低温の寒々した歌唱になってしまう。脳味噌の独善的なミの音にとらわれるとレの音がアレ変だよとなってしまう。

練習方法は、朝晩「般若心経」を唱え、心を空っぽにする訓練をする。

心を無にして、リズムに逆らわず、聞いた音を復唱すると、聴衆の共感を得る事が出来る。上手・下手は関係ない。誰も聞いていないのである。自分が楽しめば、雰囲気が明るくなる。それだけのことである。

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