小舟でカジキを釣上げる老人、不漁の毎日、84日後に大物を3日後に仕留める。舷側に結わえて帰港の途中に鮫に食われて、頭と背骨と尾だけのカジキ。
疲労困憊の老人はベッドでライオンの夢を見る。尊敬の眼差しで見つめる少年。
ヘミングウェイの老人と海。岡崎リブラからDVDを借用し鑑賞した。
ジョン・スタージェス監督、スペンサー・トレイシー老人。54年前の映画。
英語の字幕、懸命に英語を読んでいるが早くて解からない。映像に目が行かない。理由は日本の英語教育が目で文字を読む事が大切で、耳で聞くことを疎かにする片寄った制度の弊害である。
途中から映像を見て、自前の会話を創造する事にする。
家族の為に懸命に働いた古希寸前の老人、女房息子に疎まれる毎日が続いている、味方は孫二人。
孫たちに尊敬の眼で見つめられる獲物を仕留めたいと思うが獲物が見つからない。