日本の最北端、北海道稚内市で記録的な大雨24時間雨量は179.5ミリに達しました。これは統計をとり始めた1976年(昭和51年)以降、最も多い雨量です。(略)(稚内港から近くの)北海道利尻島では、昨夜から断続的に雨が降り続いたため、土壌雨量指数がかなり高くなり、50年に一度の記録的な大雨となっています。
利尻島は稚内より6年早く観測を始めたのだろうか。
50年に一度の記録的な大雨は確率降水量で統計学による机上の空論、東京の場合は一日で260ミリ以上降るような大雨は、平均すると50年に一度の確率で起こり289ミリだと100年に一度、318ミリだと200年に一度となっている。
従って稚内は実測値であるが、利尻富士町は計算値に基づく表現で基準が違う。
年間降水量が零の砂漠で1ミリの雨が降ると千年万年に一度となるのだろう。
東京砂漠と表現されるが、50年に一度の大雨が降ればオアシスになるのだろうか?
東京砂漠は水に由来する表現ではなく、他の要素に焦点を定めているのだろう。
写真は75年に一度訪れた稚内野寒布岬、一年の数度の快晴だった。