受難の時代を超える智慧・僧侶に尋ねよ、「サライ」なる雑誌の新聞広告が目に留まり、書店に出向き購入した。
最初に登場の僧侶は美濃加茂正眼寺の70才の山川宋玄住職、以前に伊深町の短期大学や名古屋のアパホテルの講演会に数回参加させて頂き、一寸坐れば一寸の仏、5分椅子座禅を指導頂いた。
話は書物を読めばわかるが、好まし人柄は実物の立居振舞いを観察しないと分からない。
10年ほど前の初見時には尼僧かと思った。仏様には性別が無いのだろう。
「世の中の現象はすべて宿業にによる。〈現成受容〉するしかないのです」
因果応報なのだろうか、コロナウイルスに感染するか否かは生活態度の試金石で阿弥陀様なのか、サムシンググレートの思し召し、人事を尽くして天命を待つなら現世が極楽になるのだろう。信じる者は救われる。
NHK心の時代「禅の知恵に学ぶ」と題して昨年放送された番組の再放送があり、第4回「それと一つになる」は8月16・22日、テレワークで拝聴する。