
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が森喜朗会長(83歳)の日本オリンピック委員会(JOC)の会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言し、厳しい批判が集まっている為に臨時の会議を開催する様だ。
失言と報道されるが暴言・放言と同義語で、思っていることが制御できず口から出たのだろう、本音である。
安倍前総理は真実を述べず虚偽答弁を繰り返したが、森会長は失言ではなく、座持ちの為に嘘を述べてしまったと釈明すれば救われた。
それにしても五輪精神を熟知しているだろうJOC会長やIOC日本人委員が強硬に諫めなかったのは重大な落ち度だろう。
車で人を殺傷したのに、事の重大性を誤解し車の欠陥を指摘する上級国民の高齢者に重なるのである。認知に問題が有るのだろう。
アクセルたるべき森会長がブレーキになっては五輪開催の先行きは暗中模索になる。
バイデン米大統領、東京五輪開催は「科学に基づき判断すべき」、アクセルなのかブレーキなのか、現時点では認知不能の発言である。