岡崎から東海道線で豊橋に、飯田線の特急伊那路1号で到着した飯田市座光寺の果樹農家で10月末日から10日間、10年以上継続する飯田市ワーホリで市田柿の皮むきの農作業に従事し、無事やり遂げた。
飯田線の完乗が念頭に浮かび作業終了の10日に標高512mの飯田から722.8mの終点辰野を経由してに鉄道愛好家としては愉快な一泊二日の上諏訪温泉の一人旅をした。
飯田~辰野は特急列車が無いので各駅停車の緩行列車で66.4キロを2時間28分の観光旅行、表定速度は26.9km/時間。
豊橋~飯田は特急伊那路で129.3キロを2時間31分の所要時間だから表定速度は51.4km/時間でJR特急列車では極めて遅い部類に入る。
普通列車を選択するとちょうど4時間だから表定速度は32.3km/時間。
10年後には表定速度428km/時間の超電導リニア中央新幹線が飯田市に来る。
東京や大阪・名古屋から超特急で長野県駅に到着、超鈍行に乗り換えカーブ多き伊那谷やトンネル多き天竜川下流の飯田線の旅をすれば多忙な都会人は速度落差に感激し、心癒されるのだろうか。
飯田線は並行ではないが縦断在来線だから経営を放棄するなんて言い出したら、JR東海はアベノミックスの優等生で弱者切捨ての模範解答に成るが、10年後には日本政治も様変わりしているだろう。