地球の一切有情・山川草木は空気と水が無いと存在できない。水の惑星には膨大な量が存在するが、生物に有効な河川や湖、地下水などの淡水は1%で、高山や極地などの氷山、氷河に2%備蓄され、残りの97%は海水である。
米作には水田の大量の水が必要である。とうもろこしを栽培するために、大量の地下水が汲み上げられている。大根は細胞分裂して成長すると細胞水を保有する。
仮想水とは、農産物の生産に要した水の量を、農産物の輸出入に伴って売買されていると捉えたもので、ヴァーチャル・ウォーターともいう。
淡水の豊かな工業国の日本は大量の農産物を輸入している。アメリカや中国など世界各国から大量の仮想水を購入する。日本の淡水は、製鉄の冷却水や、水力発電で製造機械の餌になるエネルギーとして消費され、自動車となり外国に船で運ばれが、水は一滴も含まれて居ない。世界の淡水を独占するのが日本経済である。
日本の田舎の棚田は後継者不足で放棄され、アメリカの地下水は枯渇する。中国野菜は安全でない。飽食のメタボ人間はダイエットでバナナを漁り品不足。
人体の7割程度が水である。尿・糞・汗で2300cc一日に失うから、成人男性は同量を最低限補充する必要がある。テレビ・パソコンの情報が無くても、自動車の移動手段が無くても、人間は生きていける。しかし淡水が無いと生命を維持できない。
現代はエネルギーである太古の時代のストックである石油が経済の基軸であるが、将来は淡水が人類の貴重品になる。
太陽の恵みである雨が定期的に降る気候は、日本をフローの淡水の資源大国にし、指導的な立場にさせる。その時の首都は、琵琶湖を抱える滋賀県が適地である。
石油を求めて中東に向かうタンカーは、極地の氷山の淡水を求めて移動する淡水タンカーに変身し、その道案内役が南極観測船「しらせ」であり、営業所が昭和基地である。日本政府は将来を睨み、遠大な計画に血税を投入しているのである。信じるものは救われるし、騙される勇気を持たないといけない。
米作には水田の大量の水が必要である。とうもろこしを栽培するために、大量の地下水が汲み上げられている。大根は細胞分裂して成長すると細胞水を保有する。
仮想水とは、農産物の生産に要した水の量を、農産物の輸出入に伴って売買されていると捉えたもので、ヴァーチャル・ウォーターともいう。
淡水の豊かな工業国の日本は大量の農産物を輸入している。アメリカや中国など世界各国から大量の仮想水を購入する。日本の淡水は、製鉄の冷却水や、水力発電で製造機械の餌になるエネルギーとして消費され、自動車となり外国に船で運ばれが、水は一滴も含まれて居ない。世界の淡水を独占するのが日本経済である。
日本の田舎の棚田は後継者不足で放棄され、アメリカの地下水は枯渇する。中国野菜は安全でない。飽食のメタボ人間はダイエットでバナナを漁り品不足。
人体の7割程度が水である。尿・糞・汗で2300cc一日に失うから、成人男性は同量を最低限補充する必要がある。テレビ・パソコンの情報が無くても、自動車の移動手段が無くても、人間は生きていける。しかし淡水が無いと生命を維持できない。
現代はエネルギーである太古の時代のストックである石油が経済の基軸であるが、将来は淡水が人類の貴重品になる。
太陽の恵みである雨が定期的に降る気候は、日本をフローの淡水の資源大国にし、指導的な立場にさせる。その時の首都は、琵琶湖を抱える滋賀県が適地である。
石油を求めて中東に向かうタンカーは、極地の氷山の淡水を求めて移動する淡水タンカーに変身し、その道案内役が南極観測船「しらせ」であり、営業所が昭和基地である。日本政府は将来を睨み、遠大な計画に血税を投入しているのである。信じるものは救われるし、騙される勇気を持たないといけない。