風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

腐った魚より新鮮な野菜

2020年03月04日 12時49分49秒 | 随想

わが祖国の総理大臣は優れた政治家かどうか、凡人には伺い知れないが、自信を持って言える事は人柄が信頼できない。

弁舌爽やかに国民の為の政治と声高らかに言うが、国民から「こんな人達」は除外されている事は明白。

検察庁法は、検事の定年を、検事総長は65歳、検事長以下の検事は63歳と定めている。東京検事長、名古屋検事長はともに司法修習35期で検事任官同期。東京検事長は2020年2月8日に、名古屋検事長は同年7月30日に満63歳となる。

現職の検事総長は慣例に従い65歳の定年前の四月に行われる国際会議の後の7月前に勇退し名古屋検事長を後任に指名する予定だったが、官邸はお友達である東京検事長の定年を法律を無視して8月まで延長し、7月に定年になるお友達とは言えない真面な名古屋検事長の次期検事総長就任を阻止し、仲間で悪事を継続する魂胆は定年延長の法解釈より明白である。

検察庁会議で疑問を発言した静岡検事正は東京検事長が検事総長に就任したならば「こんな人達」とみなされ明るい未来は無いのだろう。

国会で問題提起され、お友達の森法務大臣が答弁に困窮する中、次期総裁候補の岸田派に属する参議院候補の刺客として官邸のお友達である河井案里参院議員、その選挙違反で秘書を逮捕する暗黙の指揮権発動をさせ、東京検事長の定年延長を正当化しようと画策しても国民は騙されない。

蔓延する不信感を払拭する為には頭が腐った魚は処分しなければならないが、代わりとなる魚も腐っているなら、国民は魚は止めて野菜を志向するのが良いのだろう。


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